お気楽ご気楽ザキブログ
どーも、ザキです。
先日、知り合いの役者さんの舞台があるということで、
見に行きました。
こんな時に、
新宿のでかめのサイズの場所での舞台を見てきました。
世間様的には賛否両論あるでしょうけど、
自分は、コロナが始まってわりと早めな段階で、
『自分の正義で動く!』
と決めているので、動きました。
検温、手指消毒、靴の裏も消毒、席も間引いて、
とことん対策してました。
演者さんたちも最後の挨拶で話してましたが、
こんなご時世に
新宿で舞台をやる、そしてその舞台を見に来てくれる人たちがいる
というのがどういうことかを
すごく感じてるみたいで、
ありがたいやら、申し訳ないやら、
なんだかそんな感じでした。
でも、全力で全国公演をやりきると宣言してました。
素敵です。
みなさん無事なまま達成できることを祈ってます。
こちらも全力で頑張ります!
って気持ちになりました。
見に行けてよかったと思ってます。
てことで、本日のお題は
『自分ブラック美容師時代』
です。
そーです。
これまでは、自分がやられた話、
ダメージくらった話が大半でしたが
今回はこちらが、やらかしちゃってた話です。
過去に一度だけ悪ザキな時がありました。(美容師としてね。)
少し前のブログにも書いてましたが、
ニート生活が終わって、改めて上京してから働き始めた頃です。
目標を決めて再上京したので、
とにかく稼いで店を出す資金を貯めたかったのもありますが、
やった分だけ現金日払い支給だったので、
楽しくなっちゃってラリったのかなと。。。
そのお店はめちゃくちゃ単価が安くて
自分が働き始めた時にはカット1500円
シャンプーしたら+500円、
カットカラーリタッチ3500とか(たしか、、、)
ヤバい安さのところでした。
完全に歩合なので、とにかく数をこなさないと稼げない。。
あとは、トリートメント(1500円か2500円、通称『イチゴ―、ニーゴー』)を
追加してもらって単価を上げる。
カウンセリングがうまい人は嫌味なく単価アップ、
下手な人はごり押しで単価アップ、
「トリートメント付けないとパーマかけれない状態っすねー。」的な。
どんな状態やそれ!?
もしくは、
無駄におすすめとかしないマイペースな人か。
あとは、
デジタルパーマとかの単価高め(5500円)な、
お客さまをねらって、かけもちして一人でまわしていくか。
常に数人(お客様)が待ち合いで待っている状態だったので、
タイミングを見計らってフロントに近づいていき、
高単価メニューをねらって掛け持ちしていく。
もはや達人の領域。
でも稼ぐ人は当たり前にそうやって上手に仕事してました。
自分の場合、始めの2,3ヶ月は
一人で最初から最後までやるのがどういう感じかわからなかったのと、
使う薬剤になれてなかったのと、
一人でどうやってかけもちしていくのか、
などなどわからないことが多すぎたので
そこそこのペースで働きながら
他の人(稼いでる人)がどんなやり方をしてるのか様子を見てました。
で、
そっから変なスイッチが入ってしまって、
多少お客さまを待たせても
安いんだから仕方ないでしょ。
とか、
カウンセリングで悩んでる人がいると、
かけもちしてることが多かったので
とにかく早く話を終わらせよう
とか、
そもそも指名されても歩合もそんなに変わらないから
フリー(ご新規様か再来で指名無しの方)をかけもちしまくった方が稼げるやん、
とか。
かなーりヤバい考え方になっていき、
悪ザキピークの時には クレーム出したりしてました。
自爆ですね。
でもクレーム言ってくるほうがおかしいって思ってたので、
もはや美容師としてというよりも
人間的に
終わってましたね。
でもそれも、1年くらいたったら無くなってました。
ちゃんと形にできる極限のスピードが身についたことと、
クレームを出さないようにかけもちをするコツと、
自信がついたこと。
あとは、
二年目あたりから店長不在の副店長(店長ってことやね)を
やることになり、
むしろ他のスタイリストのクレーム対応をする側になったから。
早番遅番で常に1日10~15人くらいのスタイリストが
入れ替わり立ち替わりいる店だったし、
悪ザキのハードバージョンを
悪いとも思わずやり続けるやつもいたし、
毎週クレーム対応してたんじゃないか!?
今思えばそれも貴重な経験かな。
面接もしてたけど
面接では人間は見抜けないってのも学ばせてもらいました。。。
もっと何人も面接し続けたら見抜けるようになるのか!?
まーとにかく、
悪美容師になってた時がありましたって話。
当然、
二度とそうなることはないのでご安心ください。
今はそのころの真逆の方向に進んでます。
元々そっち側の人なんで。。。
とにかくお一人様ずつ丁寧に対応したい。
お客様も、自分も、スタッフも
みんなリラックス状態でいられる店でありたい。
そのために日々 改良していってるつもりです。
これからもさらに理想の形に近づいていけるように
精進してまいります。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました!
see ya!!